MANUAL C - d'''' 66 keys
PEDAL (Pulldown to Manual) C - f' 30 keys
PRINCIPALE 8'
(C - H GEDACKT, c - fs' ROHRFLOETE)
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オルガン演奏の基礎はオルガン奏者が鍵盤から自分の指の動きで、自分の好む音色を紡ぎ出す事であると辻オルガンでは考えます。 ヴァイオリンを弾こうとする人は、弓の使い方に習熟してよい音を作れるように先ず練習するでしょう、あるいは管楽器奏者は呼吸法について最初に研究する事は自然な事です。 オルガニストも自分の楽器、パイプのある本物のオルガンで音作りの基礎をしっかり定める事は当然でありますが、色々な事情でそれはなかなか困難でした。 辻オルガンではオルガン奏者の置かれたこの困難な状況を少しでも改善しようとして、このような楽器を制作しました。サスペンデット・アクションによる応答性の良いタッチ、そしてタッチの変化＝キイの動きの速度に応じて発声や、音の終止の音色を充分にコントロール出来るような風の配分に留意しました。 イタリア風プリンシパレ・パイプの発声はもっともデリケートなものですが、それだけにタッチの習熟のために最もふさわしいものです。 価格を出来るだけ低くするために笛は１列だけですが、その音色が心地よいので長時間の演奏でも耳にやさしく、しかも回りに気がねなく練習できます。 1999年現在の価格は \3,000,000 (運搬費・消費税別）です。 |
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